健診・予防接種

特定健診（特定健康診査）とは、厚生労働省により、平成20年4月から実施が義務づけられた健康診査で、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための健康診査および保健指導を行い、糖尿病等の有病者・予備群を減少させることを目的としています。

40歳以上の方に、加入する健康保険から受診券および受診案内が送られます。
また、特定健診の結果により、生活習慣病のリスクが一定以上あるとされた方は特定保健指導の対象となります。

名古屋市からの委託：四種混合　二種混合　MRワクチン　日本脳炎　B型肝炎ワクチン　ヒブワクチン　小児肺炎球菌ワクチン　みずぼうそうワクチン　おたふくワクチン　高齢者肺炎球菌ワクチン　帯状疱疹ワクチン　子宮頚がんワクチンの予防接種。

◆帯状疱疹ワクチン（名古屋市お住まい50歳以上の方）

帯状疱疹ワクチンは2種類あります。

1.ビケン（ウイルスの病原性を弱くした生ワクチン）

効果はやや劣ります。接種は1回です。皮下注射で副反応はほとんどありません。自己負担額は4,200円です。

2.シングリックス（ウイルスの有効成分を取り出して化学処理によって病原性をなくした不活化ワクチン）

予防効果は高いです。2ヶ月間隔で2回接種します。筋肉注射で発熱や筋肉痛などの副反応が出る事があります。自己負担額は1回10,800円です。

◆肺炎球菌ワクチン（名古屋市お住まい65歳以上の方）

1回の接種で5年間有効です。名古屋市の助成は初回のみで自己負担額は4,000円です。2回目以降は自費で8,000円になります。

◆子宮頸がんワクチン（名古屋市お住まい小学校6年生から高校1年生にあたる女性の方）

（平成9年4月2日〜平成19年4月1日生まれの女性の方で3回の接種を済まされていない方も受けられます）

子宮頚がんワクチンは3種類あります。

1.サーバリックス（2価ワクチン）

2.ガーダシル（4価ワクチン）

3.シルガード（9価ワクチン）（令和5年4月より開始）

◯価の数字は予防できるウイルスの数を表します。いずれも筋肉注射で、初回接種2ヶ月後、6ヶ月後の計3回接種します。料金は無料です。

◆ヒブワクチン・小児肺炎球菌ワクチン（名古屋市お住まい生後2ヶ月〜5歳未満のお子さん）

いずれのワクチンも接種開始の月齢によって1~4回と接種回数が変わります。

生後2ヶ月以上生後7ヶ月未満に開始：初回免疫3回＋追加免疫1回

生後7ヶ月以上生後12ヶ月未満に開始：初回免疫2回＋追加免疫回1回

1歳以上5歳未満に開始：1回接種

◆4種混合（ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ）ワクチン（名古屋市お住まい生後2ヶ月〜90ヶ月未満のお子さん）

初回免疫：3週以上の間隔で3回

追加免疫：初回免疫終了から12〜18ヶ月後に1回

◆2種混合（ジフテリア、破傷風）ワクチン（名古屋市お住まい11歳以上〜13歳未満のお子さん）

1回のみの接種です。

◆MR（麻疹、風疹混合）ワクチン

1期（1歳のお誕生日から2歳のお誕生日の前日まで）と2期（年長さんに当たる年度のお子さん）の2回接種が必要です。

◆日本脳炎ワクチン

1期（生後6ヶ月〜90ヶ月未満）初回免疫：1週間以上の間隔を開けて2回　追加免疫：初回免疫終了から1年後に1回　　　　　　　　　　　　　　　

2期（9歳〜13歳未満）に1回接種

インフルエンザワクチンは自費で行っています。
（年令により名古屋市からの補助が受けられますので、受付にお問い合わせください）