血液検査でわかる膵臓がんと大腸がんのリスク検査始めました

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このたび当院では血液検査でわかる膵臓がんと大腸がんのリスク検査を始めました。

 

膵臓がんのリスク検査はProdrome-PAC検査、大腸がんはProdrome-CRC検査といい

いずれもがんの前駆状態から減少する血液中の長鎖脂肪酸を測定する検査で、

高リスクの場合は低リスクに比べてがんが見つかる確率が100倍高くなると推計されます。

従来人間ドック等で検査される腫瘍マーカーは、がんが進行しないと陽性になりませんが、

この検査ではがんになる前からリスクを測定することが可能です。

 

特に膵臓がんは「最悪のがん」と言われ、早期発見がむつかしい上に進行が速く

症状がでてからでは手遅れのことが多く根治が困難ながんです。

このProdrome-PAC検査を受けることにより、高リスクの方は

症状がでる前から膵臓がんの早期発見・早期治療につなげることができます。

 

大腸がんは近年その数が増加しており、日本人に多かった胃がんを抜いて

消化器系のがんでは現在最も死亡者数が多くなっています。

大腸がんは内視鏡検査を受けることにより早期発見が可能ですが、

検査の負担も大きいので、血液検査でわかるProdrome-CRC検査を受けることにより

効率よく内視鏡検査につなげることができます。

 

検査は血液を採取するだけの簡単な検査です。ご希望の方はお気軽にスタッフにご連絡ください。

検査は予約制で、検査料金は自費診療となり、それぞれ1回23,000円+消費税となります。

膵臓がん・大腸がん両方同時に受けられる場合は40,000円+消費税となります。